少し離れた西友に自転車で向かっている途中、夏の少し涼しくなった夕暮れどきの、オレンジの光に染まった街路樹とか人々とかみながら、相手に冷めるんじゃなくて自分に冷めることってあるんだ。ということを考えてた。

どこか高揚とした気持ちが、ふと底に落ちたような静かな気持ちだった。
失恋したのかも。と思って、失恋なのかこれはと考え直した。
もっと自分は緊張しても告白したり、あるいは相手に交際相手ができたりして、そういう感じで失恋する時はするのかなと思ってた。

会いたいとか、新しく交際相手ができたら悲しいとか、好きになって欲しいとか、今でも思ってるけど、でも以前より強くそれは仕方ないよ。って納得してる自分がいる。
上手くいえないけど、夕暮れ時の光が優しくて緑が綺麗で、風が涼しくて、それだけが全てじゃなくて、それ以外でも自分は幸せになれると思うよ。って気持ちになった。

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