正月は散々だった。
矢倉から前橋に帰る途中、お母さんは見える神社や止まりたい見晴らし全部気をかけて止まってくれた。神社は素晴らしかったし、全部の愚痴、嫌だったことを言って一緒に怒って慰めてくれた。

帰り、うどんを食べながら、まったく甘えたことで、成長のないことを言った私を、ちゃんと自他の区別をつけた上でお母さんは叱責した。
あれは本当にひどかったし、甘えてたんだと気付いた。良くない。
話してて唐突に気付いた。
いつだったか、蚊が唸った夜、思い出したくもないけれど、お母さんは「なんでそんなことで呼んだの?」と聞いた。あれを思い出して私は胸が張り裂けそうになる程苦しかった。今でも悲しいし、ここに書くにもとても勇気がいる。
本当に自分が切り裂かれるほど悲しかった。でも、お母さんはもう“あそこ”にいない。あそこには違うところで、私の近くにいる。そう思ったらなんだかすごく嬉しいような風が吹いたようなもう大丈夫のような気持ちになった。
というのを日記に書く

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