(untitled)

ようこちゃんに
「でもれいかはお母さんもあんな状況だし、…」
みたいなことをいわれて、
(ともちゃんのれいかってなんであんなに常識がないんだろう、面白いねという返事として)
そんなこというなんてひどい
お母さんは十分頑張ったし、お母さんのせいじゃない、私の個性だ
とおもったけれど
確かにそういう側面もあるのかもしれない。
ようこちゃんはとても優しい人で、明るいし、少なくとも私のことを嫌いじゃないし、あるいはすきでもあると思う。
多少なんだこの子は、って思うこともあるだろうけど、好意的に接してくれる。
誰かを悪く言うのは簡単だけど

そんなこというなんておかしい、普通じゃない、ちゃんと考えてない

人はいろんなことを理解できないひとにいうけれど、

多分そういうことじゃないんだろう
悲劇の主人公じゃないんだから
人にはいろんな面があって、いろんなことをいうだけだ。
それに対していうことは主観以外の何物でもない気がする。

とか言って、でも誰にも言わないから、思ったりも少なくするから、ただ悲しいから泣かせて欲しいと思ってしまうわけで。

で、4時間くらいたって、色々もんもんとして、
そんな風に思われていたのかなって思って
圧倒的に言葉も、私の気持ちもこの家族の気持ちも知らなくて
本当のこともいってなくて
私はなんでここにいるんだろう。変な境遇だとはうすうす感じていたけれど
今一人になってふと
原初の感情は
ただそんな言葉を発見してショックだったんだなあと気づいた。

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